X-M1を買った/カメラをどう選ぶか

X-M1を購入した。
 

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X-M1は2013年に発売したカメラで、現在では現行機種としてX-M3が発売されている。つまり4年も前に発売された2世代前のカメラとなる。価格ももう手頃であり、中古で38,000円ほどで購入できた。4年前の機種を買うのは少し抵抗があったが、個人的にファンであるカメラマンの保井崇志さんがサブ機としてではあるが現在でも使用していることを知り、また最終的にこの記事が後押しとなって購入した。
 
この後単焦点レンズを買い足したが、オールドレンズなのでそれでも諸々込で8000円ほどで結果的に50,000円で全て賄うことができた。予算があればもっと上位機種を狙うけど、貧乏学生でお金はないし、カメラを失くしたことの負い目と恐怖もあるのでここに落ち着いた。
 
5万円で趣味としてかなり楽しめるので、カメラを始める初心者としてもかなりおすすめです。
 
自分はエントリー向けの一眼レフまでしか使ったことがないし(結局重くて売ったし)、レンズ沼に浸かるということもない結構ライトな楽しみ方をしていると思う。カメラ好きな人からしたら怒られそうだけど、そのレベルでもカメラは十分に楽しい。
この記事は割とカジュアルにカメラを楽しんでる人間「カメラ欲しいッ!!欲ッ!!ホアーッ!!」から具体的にどのようにカメラを選んだのかまでのプロセスをまとめたい。カメラを買いたいけど具体的にどう選べばいいのかわからない、みたいな方に、こういう奴もいるよみたいな感じでいい感じに参考にしていただけると嬉しいです読んでくれ!!
 

 

カメラ欲しくなる理由

今まではRX100M3というコンパクトデジタルカメラコンデジ)を使っていた。
 
 
東京国際フォーラムとか現代的建造物が大好きな自分にはぴったりの写実的な写りをするカメラで、それでいて290gと鞄に常に入れていても重さを感じない、旅行やスナップに大活躍の非の打ち所がない素晴らしいカメラだった。
 
絞りがF11までしか絞れなかったり、やっぱり単焦点レンズ使いたいなあという(元も子もない)ちょっとした不満はあるにはあった。でも別にメインのカメラを買い足すことはあったとしてもこいつを手放すことはないだろう、というほどまでに気に入っていたのだけど、そのコンパクトさ故に出先で失くした。つらぽよすぎる…
 
8月に落としてから3ヶ月探し回っても出てこず、それからはiPhoneや安いGoproもどきで写真を撮っていたけど、同じカメラ趣味の友人達と話しているうちにどうしてもカメラ欲が抑えきれなホッ!!ホアアーッ!!
 

iPhoneはすごい

皆さんご周知の通り最近のiPhoneのカメラはほんとにすごくて、28mmのカメラとしてSNSにアップロードするぐらいなら十分キレイな写真が撮れる。明るい所の風景なんかだったらiPhoneで全然オッケーな写真が撮れちゃうため、コンパクトデジカメ市場は大打撃を食らっているくらい。
 
そのためカメラを趣味として始めるなら、まずiPhoneがベースとしてあり、望遠ズームや広角、背景ボケなどiPhoneじゃできないところをカメラに求めるという考え方になる。
 

自分の撮りたいシチュエーションを考える

自分の場合だと、日常生活で人や物を撮ったり、旅行先で風景を撮るなどがしたい。必要な画角も広角〜標準で、レースや野鳥などは撮らないため望遠は今のところ必要ない。
撮った写真の用途も思い出としてラインで友達へ共有したり、ツイッターやインスタにあげるくらいだと思う。
 

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D5300で撮った写真

以前はNikonのD5300という一眼レフも所有していて、撮れる写真の綺麗さや写真を撮る楽しさには満足していたのだけどやはり重さがネックで、「よっしゃ写真撮るぞ!!」と意気込んだ日にしか持ち出さなかった。その意気込む日も旅行だったりと少ない…

 
重いことはわかってはいたんだけど、重さに負けて持ち運ぶのがめんどくさくなっちゃったんですよね… 自分にとっては一眼レフよりも、常に鞄に入れておけてふとしたときに取り出して撮れるようなカメラが性に合っているんだろうなと気づいた。
 


そうすると選択肢はコンデジかミラーレス一眼のどちらかになり、自分はまずコンデジを選んだんだけど、前述した通り写実的な写真であり、わかりやすいような背景ボケはあまり期待できない。まだ初心者の域を出ない自分にとっては、iphoneで撮ることができないが、コンデジでなら撮ることができる写真みたいな、iphoneとの差別化が自分ではまだ難しいなと感じた。

 

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RX100M3で撮った写真
カメラ自体の完成度は高くてオススメではあるんだけど、RX100M3を活かした写真を撮るには自分の能力的にはまだ難しいなと…
 
そうして最終的に選んだのは、旅行や普段から鞄に入れておけるほどコンパクトで、明るい単焦点レンズで背景ボケが楽しめて、好みが変わってもレンズを買い足せば望遠も楽しめるミラーレス一眼を選ぶことにした。
このように、自分の撮りたいシチュエーションでカメラの選択肢を絞っていくとよい。
 
 
 
余談だけど、RX100M3はほんとにいいカメラで、写真が上手い人が撮ると凄まじい写りをする。超音速備忘録のからぱたさんの写真がすごいから見てくれ!!
 

メーカーを選ぶ

操作性、写り、機能など選ぶポイントは色々あるけど、自分はカメラ自体のデザインでFujifilmにしようと決めていた。

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もちろん決め手となった点は他にもあるけど、Fujifilmのカメラのクラシカルでミニマルなデザインはめちゃカッコよくて、持っていて嬉しくなる。それぞれのメーカー毎に写りなどの違いはあるけれどそれもぶっちゃけ微々たるもので、最近のカメラならどれでも綺麗に写真が撮れるため、自分の好きなデザインで選ぶというのは全然ありだと思う。
 
もう一つの理由として、Fujifilm独自のフィルムシミュレーションという機能がある。Fujifilmはもともとフィルムを作っていた会社で、培ってきたフィルムの色味をデジタルカメラで再現すると言う機能で、淡い色味や鮮やかな色味が好みなのでフィルムシミュレーションには興味があった。
 
 

どのレンズを選ぶか

カメラ界隈でよく言われることとして、「カメラ本体(ボディ)よりレンズを重視して選べ」というものがある。これはもう両手を上げて頷けることで、レンズによって写りは大きく変わってくる。ズームができない不便な単焦点レンズがなぜ支持されるかというと、ズームを捨てたとしても納得できる写りをするからである。
 
Fujifilmのミラーレス一眼にしようと決め、問題はボディとレンズは何を選ぶかということになった。X-M1以外にもX-E1など選択肢はあったが、ボディは中古で2万円くらいの状態がいいものがあればどちらでもいいやとあまり深く考えなかった。
 
問題はレンズ。欲しいレンズの条件として求めるものは以下の2つになった。
  • 換算50mmの単焦点レンズor50mmをカバーしているズームレンズがほしい
  • 予算は5万円前後

「50mmは標準レンズ」と言われ、人間の目に近い画角らしく、使いやすくオススメの画角だと言われている。そのため自分も50mm程度の単焦点レンズがほしい。

しかしX-M1とX-E1APS-Cという種類のセンサーが搭載されており、このセンサーはレンズの焦点距離を1.5倍に拡大してしまう。50mmのレンズだと換算して75mmにズームされ画角が狭くなってしまう。そのため35mmを選ぶ。35mmレンズなら換算すると52.5mmになるので、標準レンズのように使える。

 

 

今回は予算を5万円前後と決めているので、残り3万でどうレンズを選ぶか。選択肢は以下のようになった。全て中古での計算です。
  • X-M1ボディ2万円+35mm単焦点Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm/F2.8)3万円程
  • X-E1ボディ3万円+37mm単焦点(Mir-1 37mm F2.8)8千円程+55mm単焦点(SMC Takumar 55mm f1.8)4千円程
  • X-M1ズームレンズキット(XC16-50mmF3.5-5.6 OIS)38,000円+55mm単焦点(SMC Takumar 55mm f1.8)4千円程

 

X-M1ボディ2万円+35mm単焦点Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm/F2.8)3万円程

有名なカールツァイスのレンズを使うのは夢があるけれど、eBayというサイトで購入し海外から取り寄せる必要があり、到着まで何日かかるかが予測できない。今回は近いうちに鎌倉に行く予定がありそこに間に合わせたかったので、1つ目の選択肢は見送った。

 

X-E1ボディ3万円+37mm単焦点(Mir-1 37mm F2.8)8千円程+55mm単焦点(SMC Takumar 55mm f1.8)4千円程

安い単焦点レンズを2つ買うという選択。最初はこの予定で考えていたけど、Mir-1の状態の良い中古が見つからなかったためこの選択肢も見送った。

 

X-M1ズームレンズキット(XC16-50mmF3.5-5.6 OIS)38,000円+55mm単焦点(SMC Takumar 55mm f1.8)4千円程

 最終的にこの選択肢を選んだ。ってかレンズって4千円で買えるん?

 

オールドレンズについて

4千円で買える理由はオールドレンズだから。SMC Takumar 55mm f1.8は1962年に発売されたレンズで、50年以上も前に製造されていることになる。デジタルカメラでも変換するためのマウントアダプターをかませて装着しさえすればこうしたレンズも使うことができる。今回はこのマウントアダプターを選んだ。2000円くらい。

 

 

オートフォーカスがない時代なのでマニュアルでフォーカスを合わせる必要があるけど、オールドレンズは安く出回っているので、少ない予算で楽しむならいい選択だと思う。50年前のレンズが使えるというのもロマンがあって楽しいし、オールドレンズは設計の古さから独特の写りをするというので、それはそれで楽しめそうだ。

 

嬉しい

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SMC Takumar 55mm f1.8をつけたところ


というわけでX-M1ズームレンズキット(XC16-50mmF3.5-5.6 OIS)と55mm単焦点(SMC Takumar 55mm f1.8)を手に入れた。ふとズームレンズキットの中古を見てみると予想より安かったのと、タクマー55mmの状態の良い個体が見つけられたのでこの選択肢にしました。もともとはオールドレンズだけで行こうと思っていたので、オートフォーカスが使えるレンズが手に入ったのは良い誤算だった。タクマー55mmは換算すると82.5mmだけど、人物などのポートレート写真にちょうどいい画角と考えると、要所要所で使えそうだなーと考えます。なによりX-M1に装着したときの見た目が最&高なので、愛着を持って使っていけそうです。サイコー!!

 

まだあまり撮影できていないので、次回はウキウキ写真日記になると思います。ここまで読んでくれてサンキュー!!

 

 

 

Pentax M42 Super Takumar 55mm F1.8

Pentax M42 Super Takumar 55mm F1.8